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シャンティ店長の病気のこと(2)

10月27(土)、シャンティは今まで以上に元気になっていました。

脳圧を下げる薬と、脳の炎症を抑える薬(ステロイド)が効いていたのです。

大変申し訳なかったのですが、この日に予定していたイベントは

大事をとってキャンセルさせて戴き、お家で静かに過ごしました。

10月28日(日)、幸いこの日も変わらず元気でご飯をモリモリ。

近場ということもあり、思い切って予定していたイベントに参加!

(もちろん、いざという時の準備を整えて^^)

何事もなく無事に1日が終わり、ホッとしました。

10月29日(月)、朝9:30の予約で、大学病院へ伺い、脳の画像検査の前に

あらゆる検査をしてもらいましたが、内臓も血液も異常はなし。

大学病院の先生の判断では、明らかに脳の問題。

考えられる病名は、「脳腫瘍または脳炎」

脳腫瘍の場合は手術または放射線治療になるとのこと。

午後はいよいよ全身麻酔で脳のCT、MRIを撮る予定だったのですが、

でも・・・やっぱり。

この状況で全身麻酔は非常に気になります。

よくよく先生のお話を伺い、検査の数値上は全身麻酔には十分耐えられるが

「脳に異常が認められる場合、呼吸が戻らないこともある」

(全身麻酔は、私も経験がありますが、人工呼吸器に繋がれるのです)

との一言で、私達の気持ちは固まりました。

例えば脳腫瘍だったとしても、高齢のシャンティに手術も放射線治療も望まない。

そして、脳腫瘍でも脳炎でも使う薬は同じだということ。

(脳腫瘍の場合は腫瘍が大きくなれば、薬だけではそのうち抑えられなくなる)

ならば、せっかく繋がった命を、検査のために危険に晒すことは出来ない。

「脳腫瘍かも知れないということを承知の上で、生涯薬で症状をコントロールする」

(脳炎も完治ということはないのだそうです)

という治療方針を選び、「今を生きる」ことにしました。

今現在、掛かり付けの先生のところで、脱ステロイド(長期使用は副作用があるため)

に向けて、別の薬を調合して戴いておりまして

おかげさまで、シャンティ店長は元気に過ごしております!!!

先日のイベントではこの笑顔♡ご機嫌さんです^^

似たような症状のワンコのご家族がいらっしゃいましたら

念のため、獣医さんに是非ともご相談戴ければ幸いです。

後悔先に立たず。「もし、あの時こうしていれば…!」ということがないように

供に今を生きて参りましょう☆

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